『人を動かす』D.カーネギー

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「百冊堂」が厳選してお届けする「おすすめビジネス本」コーナーへようこそ。

いきなりですが、「人を動かす」なんて自分には無理だ、と思っていませんか?

私たちが「100冊読めばビジネス人生が変わる」という旅の、記念すべき「最初の1冊」としてご紹介したいのが、デール・カーネギーの『人を動かす』です。

1936年の発刊以来、約一世紀にわたって世界中で読み継がれる、まさに「不朽の名著」。

あまりに有名すぎて、今さら手に取るのをためらっている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私はあえて断言します。

ビジネスの悩みの9割は、突き詰めれば「人間関係」に行き着きます。

どれほど優れた戦略を描けても、どれほど高度な専門知識を持っていても、それを実行し、価値に変えるのは必ず「人」です。上司、同僚、部下、そして顧客。私たちは「人」を抜きにして仕事をすることはできません。

この本がすごいのは、小手先の「話し方テクニック」や「交渉術」を説いているのではなく「人の原則」を教えてくれる点です。

なぜ人は動くのか、なぜ人はあなたに協力したくなるのか——その人間の本質的な欲求に基づいた「根本原則」を、これでもかというほど具体的なエピソードと共に解き明かしています。


★店主の「道案内」ノート★

とはいえ、この本が「名著だ」ということは誰もが知っています。

大切なのは、なぜ今、私があなたにこの本を「最初の1冊」として強くお薦めするのか、ということです。

少しここで私の話をさせてください。

私のはじめての就職は大手のオートバイ販売店でした。新卒で入社し3年目に店長になった私のもとに、本社の部長からこの『人を動かす』が送られてきました。当時、店長になった人にはもれなくこの本が送られてきたようです。

ハードカバーで、ページ数も多く、細かい字、、、サービス業の管理職には読む時間もないとずっと家に置いていました。今では「積ん読」なんて言葉もありますが、あれは「ただのかっこいい箱に入った置き物」でした笑

たまに読もうと試みましたが数十ページ読んでやめて数年、また最初から読んでやめて数年、そしてこの本を読み切ったのは、転職をし、独立をし、人間関係の酸いも甘いもくぐりぬけ、、、もらってからなんと10年後です。

そして、読んでから感じたことは「もっと早く読んでたら良かった」です。(ありがちな感想ですね)

もちろん、内容は古いアメリカの話があるのでスムーズに入ってこないこともあるでしょう。しかし、人間関係の話はどれもわかりやす例で書かれており、根本的なところは時代や国籍に関係ないものがほとんどです。

そして名著というだけに中古市場でもかなり手に入りやすいのもおすすめのポイントです。

私は本でも読みましたが、Amazonオーディブルでも聞きましたので、紙の本を読むのが苦手な方はオーディブルで数回聞くことをおすすめします。


「百冊堂」は、この本を「すべてのビジネス書の0ページ目」に位置づけています。

マーケティングを学ぶ前に、マネジメントを学ぶ前に、まずこの「人間理解の教科書」に立ち返るべきだと信じているからです。

もしあなたが今、キャリアに迷ったり、チームの運営に悩んだり、あるいは「最初の1冊」に迷ったりしているなら、まずこの「羅針盤」を手に取ってみてください。

あなたの本棚に眠っている方も、ぜひもう一度。

今のあなただからこそ、深く突き刺さる言葉がきっと見つかるはずです。

「百冊堂」は、この本と共に、あなたの「次の一歩」を道案内します。